こんな習慣お持ちではないですか!?
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
皆さんはご自身の歯並びを気にしたことはありますか? 実は歯並びは日々のちょっとした習慣や癖が積み重なって将来的に大きく変わってしまうことがあります・・・ 今回は歯並びを悪くしてしまう習慣についてお話ししようと思います!
【ものを飲み込むときに上下の歯の間に舌を突き出す乳児型嚥下】 乳児型嚥下は赤ちゃんが母乳・ミルクを飲む際に見られる嚥下方法です。 舌を前に突き出し、乳首を捕え吸って、下顎は前後方向に動いている状態です。 お子さんにより多少の差はありますが離乳する1歳6か月頃には、上下の最初の奥歯が生えて、 咬み合うことで下顎の位置が安定し、咀嚼運動を開始します。 こうして舌が上顎に密着する成熟型嚥下に移行します。 しかし、離乳が遅かったり成熟型嚥下に上手く移行出来ず乳児型嚥下が残存したままだと 飲み込む度に舌が上下の前歯の間に介在するので開咬という状態になったり発音が上手く出来ないと言った症状が出てきます。
【咬み応えの少ないものばかりの食事を取ることによる顎骨の成長不足】 柔らかいものばかり与えていると顎の発達が遅れ不正咬合となる場合もありますし、 食事中の姿勢が歯並びに影響することもあります。 正しい姿勢で、栄養と固さのバランスが取れた食事をすることできれいな歯並びへとつながります。
【いつも口をあけて息をする口呼吸】 私たちは本来、鼻で呼吸をする生き物です。 口呼吸をしているとお口周りの筋肉が緩み・お口の中が乾燥して前歯に適切な圧力が加わらなくなるという現象が起こります。 すると、お口ぽかんの状態になり口周りの筋肉や顎骨の発育の遅れ、虫歯リスクの上昇、前歯の前方傾斜(いわゆる出っ歯)などを引き起こします。
【頬杖、うつぶせ寝、指しゃぶり、爪をかむ癖、食いしばり癖】 どの癖も一方向から、もしくは同じ部位に力をかけ続けている状態なので歯や顎の位置がずれたり、 顎骨の成長を妨げる原因となります。
【猫背】 猫背になると胸を拡げることができなくなり、呼吸がしづらくなります。 すると酸欠になるので自然とたくさんの息を吸おうして口呼吸になりやすくなります。 口を開けていることで下がった舌は筋力も落ち、仰向けになると沈下します。 そして気道を塞ぐので呼吸がしづらくなり『睡眠時無呼吸症候群』の原因にもなります。
以上のような癖や習慣をお持ちの方いらっしゃいませんか? 小さいお子さんであれば将来の歯並びに大きく影響してしまいます・・・ 歯並びや上記のような癖がある、など気になることがございましたら是非当院でご相談ください♪
画像出典元:歯科素材.com様