口臭気になりませんか??
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
皆さんはふとした時に「あれ?私の口ちょっと臭う??」と感じることはありませんか? 誰かと話すとき「もしかして臭い?」と不安になっている方もいらっしゃると思います。 口臭には様々な要因があります。 今回はそんな口臭の原因についてご紹介できたらと思います!
口臭は一時的に強くなる生理的なものもあれば、舌の汚れや歯周病などのトラブルが原因になるものもあります。 また、本当はそれほど臭わないのに本人が強く気にしている心理的な口臭もあります。
【唾液の減少】 ある程度の生理的な口臭は誰にでもあるものです。 口の中から出るニオイは特に唾液の分泌に影響されています。 唾液には口の中の汚れを洗い流す洗浄・自浄作用がありますので、唾液が減少すると臭いが出やすくなります。 唾液が減少するタイミングとしては「朝起きたとき」「しばらく食事をしていないとき」「緊張したとき」「ホルモン変化」などが挙げられます。 ホルモン変化とは、特に女性に多く妊娠時、月経時、思春期、更年期など、女性ホルモンが変調するときに口臭が強くなることがわかっています。
【歯周病、むし歯、舌苔】 舌苔(ぜったい)とは舌の表面にたまった食べカス、粘膜・細菌のカケラのことで、舌の表面に付着した白っぽい汚れです。 口臭を引き起こす細菌やタンパク質を多量に含んでいます。 多少の舌苔は健康な人にもあるものですが口の中が乾いているとき、体調不良時、胃腸の病気があるときなどに厚くなります。 また歯にたまった食べかす(プラーク)によって歯肉に炎症が起こると多量のタンパク質が細菌に分解されて強い口臭を発します。
【血液中の成分】 ニオイの強い食事や飲酒のあと、例えばビールと餃子など。 最高の組み合わせ(笑)ですが、臭いの成分が血液を通して肺から呼気に出てきます。 また、全身の病気による代謝産物が血液中に増えて臭うことがあります。 例として、糖尿病の方の呼気は少し甘酸っぱい臭いがします。
【心理的なもの】 実際には臭ってはいない、お口の中や全身的なトラブルもないのに本人が口臭を強く気にして日常生活の妨げとなっているようなことがあります。 このような場合を心理的口臭症といいます。 この背景には強いストレスや不安などが原因の心の病が潜んでいることがあります。
いかがでしたか?? 口臭の原因は様々ですが、適切なケアや治療を受けていただくことで対策をすることが出来ます。 次回はその対策についてお話ししていきます!!
画像出典元:歯科素材.com、イラストAC様