口臭対策!
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
前回は口臭の原因についてお話ししたのですが、 今回はその対策についてお伝えできればと思います!! 前回の記事を読まれていない方はそちらも合わせて読んでいただくと理解が深まると思います!
口臭の原因として前回【唾液減少】【歯周病、むし歯、舌苔】 【血液中の成分】【心理的なもの】を挙げました。 それぞれの対策を見ていきましょう!
【唾液減少に対して】 唾液は、噛む・話すなどの刺激で唾液腺から分泌されます。 長時間にわたり口を動かさないでいると唾液が減少します。 また唾液の分泌は自律神経の影響も受けるため、ストレスがあると減少します。 口の中をきれいにしてくれる唾液を減らさないように心がけましょう。 唾液減少に対しては以下のような対策が出来ます。 『食事は規則正しく、よく噛む』『食事の時間が空くときはガムを噛む』 『マッサージで唾液腺刺激』『十分休んで疲れやストレスをためない』
【歯周病、むし歯、舌苔に対して】 強い口臭の原因となる歯周病対策としては、毎日の歯磨きがとても重要です。 歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュを併用するのも効果的です。 歯周病だけでなくむし歯の予防にもなります。 舌苔が多いときは1日に1回、舌ブラシや毛先のやわらかい歯ブラシを使用して優しい力で一定の方向に磨いていきましょう。 強い力でゴシゴシ磨いてしまうと舌の粘膜を傷つけてしまいます。 また、定期健診に通っていただきクリーニングをしてもらったり、口の中にトラブルが起こっていないかチェックしてもらうことも重要です!
【ニオイの強い飲食物に対して】 ニオイの強い食事や飲酒に対しては、摂取しないのが一番の対策ですがそうもいかないですよね(笑) ニオイの強い食事に対しては口臭ケアのタブレットを使用したり、ニオイのきつい食べ物の代表格ニンニクに対してはリンゴを食べると効果があります。 またお酒に対してはアルコールの分解の際に生じるアセトアルデヒドが臭いの原因です。 アセトアルデヒドの分解スピードを少しでも高めるために水分補給が大切です。 お酒を飲んだ後には、多めに水を飲むように心がけましょう。
【全身の病気による代謝産物に対して】 糖尿病による甘酸っぱいアセトン臭、腎機能低下によるアンモニア臭、悪性腫瘍による腐敗臭など口臭から体の病気が分かることがあります。 上記のような口臭対策を行っても効果があまりない場合は、歯科ではなく医科の受診をおススメします。
【心理的なものに対して】 口臭測定器などで検査しても生理的口臭の範囲内で特に問題が見当たらない場合、 歯科での対応が難しい場合は心療内科などへご紹介させていただく場合もございます。
いかがでしたか?? ふとした時に気になる口臭ですが、まずは上記の対策を試してみてください! わからないことがあれば当院でいつでもご相談いただければと思います♪
画像出典元:歯科素材.com様、photoAC様、いらすとや様、日本歯科予防センター