酸蝕の対策
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
水分補給はとても大事なことですし、炭酸や甘いジュースも美味しいですから飲みたくなるときありますよね!!
摂り方に注意して頂ければ酸蝕症のリスクを減らすことができます!
【酸性度の強いものを食べたら歯磨きは30分後に】 酸性度の強いものを食べたあとは、歯の表面が溶けて軟らかくなっています。 すぐに歯磨きをすると、歯の表面がこすれてすり減りやすくなっているので口の中が唾液で中和し歯の軟化がおさまってくる30分ほど経ってから歯磨きをしましょう。
【チビチビ飲みに注意】 冬は乾燥しているのでかくれ脱水が多いと言われています。 その対策として酸性度の強いスポーツドリンクばかりこまめに飲み続けていると酸蝕症の原因になります。 水やお茶(中性)で口や喉を潤しながら、脱水対策をしましょう。
【ストローの使用】 健康に良いからと黒酢などを摂られている方もいらっしゃると思います。 そういう方は対策として、酸が直接歯に触れにくいようにストローで飲むことをおススメします。 前歯へのダメージを減らすことができます。また、摂ったあとに水やお茶をひと口飲むことも効果的です。
【炭酸飲料はなるべく短時間で】 歯を大事にしたいなら出来るだけ一気に飲んでしまいましょう。 酸が歯に触れる時間を短縮できる為、同じ炭酸飲料を同じ量飲んでも飲み方によってダメージを減らすことができます。
【哺乳瓶でのジュースは酸蝕症の原因】 日常的に哺乳瓶やマグでジュースを飲ませていると、前歯の裏側が集中的に酸蝕してしまいます。 また、酸性飲料を哺乳瓶で与えたまま寝かせる習慣も控えた方が良いです。 熱を出したときなどに飲みながら寝てしまったら、濡れたガーゼで前歯の裏側を中心にぬぐってあげましょう。
いかがでしたか?酸性の飲食物とはうまく付き合い、酸蝕症に注意しましょう!
画像出典元:歯科素材.com様、いらすとやさま