フッ素の正体?
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
歯科医院に行って「フッ素を塗りましょう」と言われたことはありませんか? 歯に良いものとはわかっていてもフッ素が何なのか、よく理解されている方は少ないのではないでしょうか?
今回はそんな「フッ素」についてお話ししていきたいと思います!
そもそもフッ素とは、私たちの身近にあるものでお茶や魚介類にも多く含まれているミネラル成分のひとつです。 体に悪いものではないかと思われる声もありますがそんなことはありません。 フッ素はむし歯予防に欠かせないだけではなく、丈夫な歯や骨を作るために、大切な役割を果たしています。
フッ素を歯に作用させることで下記の作用が期待できます!
【再石灰化の促進】 食後に酸性に傾いたお口の中は歯の表面からカルシウムやリンが酸によって溶け出す「脱灰(だっかい)」が起こっています。 再石灰化とは、脱灰によって歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進することです。
【歯の質を強くして酸に溶けにくい歯にする】 歯ブラシで落としきれなかったプラーク(食べかす)の中にいるむし歯菌の働きを弱めて、酸が作られるのを抑えることができます。
適量の使用でとても大きな効果を期待できます!!
歯科医院だけでなくご自宅でもフッ素を活用する方法がありますので次回はそのことについてお話ししていきます!
画像出典元:歯科素材.com様、いらすとや様