歯を抜いた後に・・・
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
皆さんはドライソケットという言葉を聞いたことはありますか?
ドライソケットとは・・・・抜歯後にみられる合併症で、通常抜歯した穴(抜歯窩)は血液が溜まりゲル状の血餅(かさぶた)が作られ傷口がだんだん治っていきます。
しかし何かの拍子で血餅がはがれ落ちたり、血餅が上手く作られなかったりすると骨が露出し細菌感染が起きてしまい、1週間~2週間ほど激しい痛みが続きます。。 これがドライソケットという症状になります。
ドライソケットの大きな原因としては『強いうがいで穴にたまった血の塊がはがれること』 『抜歯した部分を舌などで触ってしまい、うがいと同様に血の塊を知らず知らずのうちにはがしてしまう』 『抜歯後の喫煙で血行が悪くなり、傷の治りが悪くなる』などです。
ドライソケットにならない為に大切なこととしては 『抜歯した箇所を舌や指で触らない』『血流の良くなるような飲酒・喫煙・運動・入浴を控える』 『歯磨きは優しく』『うがいは極力しない』などが挙げられます。
上記をしっかり守ってドライソケットを予防しましょう。
もしドライソケットになってしまったら??? 『痛み止めを飲み症状の緩和』『すぐさま、歯科医院へ行き適切な処置を受ける』です!
抜歯後、少しでも気になること・不安なことがあればお気軽にご連絡ください!!!
画像出典元:歯科素材.com様、イラストAC様