歯の役割は食べることだけではない？！
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です！
今日は今更ながら「歯」の役割についてお話させていただきます！！笑
皆さんは「歯」の役割は噛んでご飯を食べることだけだと思っていませんか？？ 「歯」には生命活動する役割だけでなく表情や体の健康を保つなど、身体にとって色々と大切な役割を担っています！
《食べ物を咀嚼して細かくかみ砕く》 歯の役割で最も重要なものです。 食べ物を細かくかみ砕くことで、唾液の分泌が促進されて胃や腸に負担をかけることなく消化し栄養を取ることができます。 もし、奥歯が１本失われた場合に食べ物を細かくかみ砕く効率は３５～４０％も低下すると言われています。 また噛む回数が少ない人ほど認知症になり易く、発症率が１．５～２倍にも上がるともいわれています。
《発音を助ける》 歯が揃っていることではっきりと綺麗な発音をすることができます。 前歯が失われるとサ行、奥歯が失われるとハ行やラ行が発音しにいです。 また歯があることにより、舌が正しい位置に収まり安定して綺麗に発音することが出来ます。
《美しい表情を作る》 噛むときは咀嚼筋、飲み込むときは舌筋・口蓋筋などが使われます。 食べ物を噛むことで顎の筋肉が鍛われ、豊かな表情を作ることが出来るようになります。 歯が無くなるとこれらの筋肉が使われる回数が減少するため表情が乏しくなり、老けて見えてしまいます。
７《脳への刺激》 歯で食べ物を噛むことにより、歯の根っこ部分にある「歯根膜」という組織に刺激が伝わります。 歯根膜からさらに脳に刺激が伝達されることにより脳が活性化され、運動・感覚・記憶力・思考力などの働きが活性化されます。 噛むことが出来なくなってしまうと脳への刺激が減ってしまうので動作能力が著しく低下してしまいます。
以上のように歯には様々な大切な役割があります！
何歳になっても健康で元気な歯を、そして健康な体をキープできるように普段から歯みがき頑張りましょう！！
画像出典元：いらすとや様、歯科素材.com様