歯医者さんで抜歯になるケース。。。。
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
今日は歯医者さんで抜歯をする、しなければならないケースについてご紹介いたします。
【虫歯で抜歯をするケース】 むし歯には進行の段階があり、基本的に歯の根っこだけしか残っていないむし歯(C4)は抜歯の対象になってしまいます。 根っこしか残っていない場合、被せ物を作るための土台が作れないからです。 しかし、C4でも歯科医師の判断によって歯を残して被せ物をする処置をする場合もあります。
【歯周病で抜歯をするケース】 歯周病は、歯を支えている顎の骨が溶けてしまう病気です。 歯周病にも進行の段階があり、重度の歯周病の場合は歯を支えている骨がほとんどなくなってしまっている状態ですのでグラグラして噛みにくくなるので抜歯になることがあります。 更に重度の場合は、抜歯をせずとも自然に抜けてしまい誤飲をしてしまうこともありますので、高齢の方は予防的に抜歯を行うこともあります。
【親知らず】 高校生以降に一番奥に生えてくる親知らずですが、人によっては生える人もいれば、生えない人もいます。 一番奥に生えてくるために歯磨きがしにくく、虫歯にもなりやすいです。 もし親知らずが虫歯になってしまった場合は、基本的に抜歯になります。 また、親知らずが前の歯を過剰に押して歯並びに影響が出ている場合も抜歯をすることがあります。
【矯正治療のための抜歯】 むし歯や歯周病などのトラブルがなくても、矯正治療のために抜歯を行うことがあります。 歯を並べるスペースが確保できない人は、抜歯をすることで歯が並ぶスペースを確保していくのですが、 これを「便宜抜歯(べんぎばっし)」といいます。
抜歯の前ですが、もし何かお薬を飲んでいる方は事前に歯科医師に申告し、抜歯が可能か主治医の先生と相談するようにしましょう。
抜歯になるケースは様々ですが、当院ではなるべく抜かない治療を心掛けております。 他院で抜歯が必要と言われたケースでも当院で一度ご相談ください!
画像出典元:歯科素材.com様