歯の着色の原因とは??
こんにちは、薬院サルースこども・おとな歯科です!
今回は歯の着色についてお話ししていこうと思います。 次に挙げる項目に該当している方は歯に着色が付きやすい、もしくは既に気にしていらっしゃる方もいるかもしれません。
【タバコを吸っている】【コーヒーやワインなどが好き】【歯並びに問題がある】【口呼吸をしている】
なぜ歯に着色するかと言うと、歯の表面のエナメル質にはペリクルという薄い膜があるのですが、 この膜に紅茶、コーヒー、ワイン、タバコのヤニなどが色素が付着して着色が起こるのです。
特にタバコのヤニの成分であるニコチンやタールは褐色に変色する上、唾液の中のカルシウムなどと結びついて歯に固着し、黄ばみやすさに繋がると言われています。
そして、着色しやすい物の代表例と言えばコーヒーや赤ワインですが、ワインは酸性が強く、歯のエナメル質を溶かしてしまうので、 溶けてしまった歯の表面には荒い溝ができてしまい、その溝に着色が入ってくすみの原因になってしまうのです。 また、頻回に摂取するとエナメル質が溶けだしていくので着色だけでなく、むし歯にも注意が必要です。
ですので、飲んだ後は、すぐに歯磨きが出来る状況でなければうがいやお水を飲んでもらえると良いかと思います。
定期健診に来て頂ければ、クリーニングの際にある程度の着色汚れを落とすことが可能です。 細かい隙間や頑固な着色はなかなか落ちない場合があります。。
それでも気になる方はホワイトニングも当院では行っていますので是非ご相談ください!
画像出典元:歯科素材.com